STRUCTURE 構造

もしもの時に備え
確かな居住性に応える
快適な住まいのための基本性能

快適な日々を支える構造

外観|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
『パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス』では、建物の強度はもちろん、設備・機器の耐久性など重要なポイントをおさえ、さまざまな視点で万が一の際の対策が施されています。確かな施工によって充分な強度を得たことにより、日々を過ごす安らぎの場に配慮した構造になっています。

耐震性

綿密な地盤調査

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
敷地の地盤の性状を把握し、設計施工上の資料を得るため、土質の試験や標準貫入試験など、綿密に地盤の調査が行われ、建物に対して最も適切な基礎方式が決められています。

粘り強さを高める配筋方法

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱は除く)の部分に巻く鉄筋(帯筋)は、スパイラル状(スパイラルフープ)もしくは溶接閉鎖型にし、柱の粘り強さが高められています。また、床のスラブはダブル配筋とし、床や壁のコンクリートの中に二重に鉄筋を配することで、強度が確保されています。

スパイラルフープ筋

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
スパイラルフープ筋とは、らせん状に連続した帯筋のことで、継ぎ目がないため強度が均一になり、地震時に主筋の折れ曲がりの防止に威力を発揮してくれます。また、溶接閉鎖型フープ筋とは、工場で特殊溶接をして閉じた形にした帯筋のことで、コンクリートを拘束する能力が高く、通常の帯筋よりも大地震時の粘り強さに優れています。ハサミで切るような力に対して、帯筋に溶接閉鎖型・スパイラルなどのせん断補強筋を採用し、柱の耐震性が向上されています。

SI(スケルトン・インフィル)思想

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
RC工法により堅牢な躯体部分(スケルトン)と、二重床・二重天井など可変性のある住戸内の内装や設備の部分(インフィル)を分離した「SI(スケルトン・インフィル)」という考え方が採用されています。耐震性・耐久性を保ちながらリフォームなど将来の更新性が高められています。

直接基礎

直接基礎工法は安定した地盤に建物を載せ、基礎全体で支える工法です。平板載荷試験を行い、地盤の耐力及び沈下に対して問題がないことが確認されています。

深礎アースドリル工法

『パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス』の深礎支持増は、地下約14.0mにあります。工法は、アースドリル工法というもので、アースドリルといわれる刃のついた回転バケットを使って建設現場で孔を掘り、コンクリートを流し込んで造る、場所打ちコンクリート深礎と呼ばれる工法の一種です。

精度を超音波で検査

深礎の工法を確実に行うため、最初に施工する深礎で、地盤調査と実際の土質が同じかどうかが検査されています。そして施工したすべての深礎孔について、超音波等により以下の検査が行われています。
●支持層まで達しているかどうか
●垂直に掘られているかどうか
●設計図通りに深礎の直径が確保されているかどうか
このような検査を実施した上で、コンクリートは流し込まれています。

性能評価書取得

当該建築物の構造設計は、時刻歴応答解析法を用いて設計を行い、財団法人日本建築センターのコンクリート構造審査委員会で、評価員による慎重な審議の結果、性能評価書が取得されています。さらに構造設計に関して、国土交通大臣の認定書を取得しており、『パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス』の構造安全性が十分にあることを高度な第三者機関の審査により確認されています。

平板載荷試験

直接基礎の場合、実際に建物本体を支える地盤に力を加え、その地盤が設計上必要な耐力(許容支持力)があるかどうか調査されています。平板載荷試験はその調査をするための試験方法のひとつになっています。地盤は実際の建物と同じ重量を加えることはできませんので、平板載荷試験では直径30cmの円盤に機械で力を加え、設計上単位面積当たり(1cm²)に必要な力の3倍の大きさのチカラを加えて地盤が壊れないことが確認されています。

コンクリートの耐久性

確かな品質管理

建設現場での品質管理|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
コンクリートは固まってしまえば品質の差はわかりません。まして建物が完成してしまえばタイルなどに覆われて見えなくなります。そこで重要なのが、設計時に行われる建設現場での建物の品質管理です。確かな品質のコンクリートで建築するために、『パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス』では、工事段階でも厳しくチェックする体制が整えられています。

圧縮強度試験

圧縮強度試験|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
コンクリート技士による管理のもとで配合され、現場で打設されたコンクリートの一部を、サンプルとして保管し、所定の期間が経過後固まったものに実際に圧力を加えて、想定した以上の強度があることが確認されています。

コンクリート品質維持

コンクリート品質維持|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
工場から建築現場に届いたコンクリートは、まず受入検査が行われます。これは、コンクリートの流動性、空気量、塩分量、湿度などをチェックするもので、この検査で確認した後、ポンプ車に送られ、型枠に流し込まれます。

水分量175㎏/m³以下

コンクリート|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
1m³のコンクリートを作る際に使用する水の量は、通常より少ない175㎏/m³以下とし、コンクリートの耐久性をアップさせています。

※評価対象の部位のみとなります。

その他耐久性

引っ張り試験

引っ張り試験|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
貼り終わったタイルは、施工後剥離することがないよう、接着力試験機で引っ張り試験を行ってチェックされています。

ひび割れ防止

ひび割れ防止|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
外壁の伸縮を吸収するために要所に誘発目地を設け、その他の部分でのひび割れが生じにくくなっています。

外壁タイル

外壁タイル|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
外壁のタイルは、美観を演出するだけではなく、コンクリートの耐久性を高める役割も担っています。コンクリートは、風雨にさらされると化学反応を起こし、中の鉄筋が錆びてしまう恐れがあります。これを磁器式タイルや吹き付けタイルなどによりしっかりと守られています。

コンクリートの外に断熱材

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
最上階の屋根部分は、最も過酷な気象条件にさらされているので、さまざまな工夫がなされています。まず室内への雨漏りの原因となる水溜りができないように、コンクリート躯体で勾配を取り、アスファルトによる防水処理が行われます。さらに太陽熱の影響でコンクリートが熱膨張を起こし、ひび割れを起こすのを防ぐために外断熱(一部内断熱)処理が施されています。

錆防止された共用給水管

錆防止|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
飲料水の共用給水管には、鋼管の内側にビニールがライニングされている塩化ビニールライニング鋼管が採用されています。傷みやすい継ぎ目の部分にはコア内蔵防蝕継手という、鉄の部分がむき出しにならない部分を採用して、錆が出にくいようになっています。

場所に合わせた素材選定

換気ダクト|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
住戸の換気ダクトは、それぞれの場所に合った素材が選択されています。

■浴室
亜鉛メッキスパイラルダクト(一部ステンレスフレキシブルダクト)を採用
■キッチン
亜鉛メッキスパイラルダクトを採用
■トイレ
亜鉛メッキスパイラルダクト(一部アルミフレキシブルダクト)を採用

優れた耐蝕性

給水・給湯管には、耐蝕性に優れた赤水の発生しない架橋ポリエチレン管が採用されています。

居室空間の構造

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス

A.専有部内居室の床構造

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間が設けられた二重床が採用されています。床暖房仕様になっています。

※二重床システムは、メーカー各社により部材について材質・位置・形状・厚さ等及び吸音材の有無が異なります。
※また、床暖房が未設定の場合は高さ調整材及び床暖房用温水マットはありません。
※一部床(約200mm)を除く。

B.専有部内居室の天井構造

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重天井になっています。

※一部床、屋根、梁型を除く。

C.戸境壁

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
乾式耐火遮音壁にビニールクロスが施工されています(耐火性能と遮音性能を備えた認定工法)。

D.外壁

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
コンクリートの室内側には断熱材とせっこうホードが施工されており、外側はタイル貼りになっています。

※1 一部コンクリート壁150~180mm、押出成型セメント板壁60mm、PC版壁160~260mm
※2 一部35mm

E.洋室(1)の間仕切り壁

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
せっこうボードを上下階のスラブからスラブまで張り込み、さらに一方のせっこうボードは二重貼りになっています。

F.水廻りとの間仕切り壁

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
内側にグラスウールを入れ、せっこうボードを上下階のスラブからスラブまで施工されています。さらに一方のせっこうボードは二重貼りになっています。

G.バルコニーへの出入口

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
バルコニーへの出入は、サッシュ枠と室内床仕上げの段差が解消されています。

※ルーフバルコニーへの出入口を除く

H.ガラス

概念図|パークハウス阿佐ヶ谷レジデンス
ガラスの間に乾燥した空気の層などを設けた複層(ペア)ガラスが採用されています。断熱性に優れており結露を起こしにくくしてくれます。
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